370文字に名言を込めて

  • 2024年12月1日〜12月17日にかけてクリスマス企画として、1分間の名言セラピー「原稿」を大募集する企画を実施し、今回、2920作品が集まりました。
    ご参加くださり本当にありがとうございました。

    ここに受賞者一覧と

    また素晴らしい作品の中から
    特別賞、ひすい賞、金賞の16作品を
    ここにアップさせてもらいます。

    本当に素敵な作品の数々、ぜひチェックしてください。
  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。

★参加賞として全員にメールでプレゼントを送らせてもらいました★

メールを送らせてもらっていますが、Yahooメール、キャリアメールなどは返ってきてしまいます、届いてない方がいましたら、お手数ですが事務局(meigen@hisuikotarou.com)までご連絡ください。
受賞者の皆様へのプレゼントは1月中旬発送になります。

イベントご招待の方には
事務局より直接ご連絡させてもらいます。

受賞者発表LIVE

受賞発表LIVEを行いました!
今回企画の気持ち、ぜひ聞いてください

受賞一覧

ひすい賞5名

TSUKAさん 「義足のじいちゃん」

Makiさん 「夢が叶う秘密は……ピー」

うずめ 「結婚して20年のありがとうの魔法」

おてんき君 「作品はどれも僕の人生だった」116件1

ゆるっところっと。「虹の始まり」

金賞10名

うさぎ聡子 「私は運がいいから、夢が叶わなかったんだ」

ひまわりんりんさん 「80歳のおばあちゃんのマニキュア」

なっちゅさん 「ママは魔法使い。日本画家になった息子さん」

ココ(今ココを生きる)さん 「なんでも話せる認知症のお父さん」

ジェーン彩さん 「30センチの想いやり」

薫風(くんぷう)さん 「自分を自分の親友だと思いなさい」

はっぱさん 「愛は無限大」

みやちゃん「名前を呼ばれる幸せ」

ひろあきさん「社長の一言」

ミルクチョコさん「まさかの神主さん」

銀賞20名

ナナさん おばあちゃんの4つの「ゆ」

きょんさん 「四つ葉のクローバー探し」

TonBoさん 「数十年一番言いたかった言葉は……」

Rudovicaさん 「運命の工事中」

ボリンヤさん 「子どもを好きになった瞬間」
みきさぶろうさん 「忘れたふり 認知症になったお母さん」

あいのまんまさん 「叫ぶと叶う」

あずきまおさん 「伝えるとはラブレター」

キラクラクイーンあーちゃんキョウコ 「唇の形」

星の泉さん 「お守りのような人」

マルティーさん 「人は蝶のように一瞬で変われる」

ひろっとさん 「脳腫瘍から立ち直った妻の言葉」

かなっぺさん 「どんな言葉も宝物」

しようちゃん 「出ないはずの声が発した言葉」

よーこさん 「画用紙に傷の点」

風信子さん 「ピンクのスーツ」  

フラミンゴさん 「十回以上フラれて大逆転」

ごんちゃん 「私が変われば世界は変わる」

Momiさん「コスミックタスク」

たいせいさん 「お父さんを超えた日」

銅賞30名

しのぶさん 「桜と梅の育て方」

Aoさん 「未来道具パソコン」

モアナ檸檬さん 「5年前の中2の君へ」

しゅわるまさん 「アラブ語のがんばれが教えてくれたこと」

アロイママさん 「秋分の日に旅立った父」 

柚木さん 「僕のことをちゃんと育ててくれるのはママしかいない」

Make make5さん 「天井から消えたメリーゴーランド」

村松歯科笑店さん 「早朝のブルーモーメント」

怜さん 「物語の続きを描こう」

クラークけんとさん 「日本とアメリカ、夢の違い」

ぺんぎんママさん 「干し柿とシワ」

あたちゃん 失恋して聞いたタクシーの運転手の一言「明日」

Mきゃおりんさん 「おばあちゃんの味噌汁」

ジュリナさん 「誕生日を迎えた貴方へ」

Sunsetさん 「なんでそんなに背中曲げてるの?」

すがちゃん 「人生の始まりは冬」

まめちゃん 「ニトリでお母さんと手を繋ぐ」

ゆづるさん 「秘密のアッコちゃん魔法の鏡」

ぽかぽかさん 「ガンが本気で教えてくれたこと」

ゆはなさん 「我が家のルール プレゼン」

のんのんさん 「赤塚不二夫さんの置き忘れた原稿」

りんりんさん 「サンタクロースからの手紙」 

かねやんさん 「幸せはもうあった。妻の一言」

ヨネコさん 「大好きのチカラ」 

HAPPY WOMANさん 「生きてるだけでどれだけ素晴らしいか」

峯清美さん 「幸せのクローバー」

やすひろさん 「魔法のドリンク」 

ままりん 「お席、温めておきました」

Maki「マザーテレサの施設で衝撃を受けたこと」

メリッサ「人気ユーチューバーの一言」

受賞作品とコラボ

受賞された原稿を元に名言セラピーコラボでショート作品を
作らせてもらいました。

まずは、こちら3作品をどうぞ

受賞作品

特別賞
(ランキャリさん)

山手線に乗っていたら手を繋いだ老夫婦が乗ってきた。

席を譲ろうとするとお爺さんは
「いいのいいの。あなたが妻に席を譲っちゃうとね、手を繋げなくなっちゃうでしょ。このまま手を繋いでたいからいいの。ところで東京デートでお勧めある?ハトバスは乗るけどね」

と言われた。
東京デートって、、改めて聞かれると、、

振り絞って幾つか答えると

「優しいお姉さんに良い事を教えてあげるね。

もしこの先困った事が起きたら唱えてごらん。

『なんとかなる。』ホントになんとかなるからね。

覚えておいて」

えー?ホントですか?

と言う私に2人そろって満面の笑顔で

「ホントホント!何とかなる!大丈夫だからね!」

そう言うと笑顔で降りていくお2人。

え?なにこの素敵なメッセンジャー!神様?て
事がありました。

ひすい賞
(TSUKAさん)

『おぉ、お前今帰りか』
と小学校のすぐ近くでため池でつりをしていた祖父。
義足なのに自在に自転車を乗りまわす祖父。

じいちゃんはみんな足がないものだと思っていた私。

友達と帰っていてもじいちゃんがいるから
じいちゃんと家に帰るのが当たり前。
そのくらい私の中でそのことは当たり前で。

けど今考えれば、学校が苦手だった私を心配し、毎日偶然を装ってお迎えに来てくれていたこと、大人になって『あっそういうことか』と気がつく。

灰皿の下から100円玉を取り出し『これでクリーム(アイスクリーム)買ってこい』と渡され、買って戻って半分こする。

きっとそんなに好きじゃないのに
『こりゃ美味いのぉ』って食べる。

いつも持ってる氷砂糖のは宝石のようで『2個までぞ』ってくれるのをうちのじいちゃんち氷砂糖あるけぇと友達に自慢する。

家族の顔すら痛み止めでわからなくなってたのに『おぉ、来たか』と病床の間も廊下を歩く音で私が来るのがわかる。

亡くなる前、どうしても学校行事で居られない日があり『絶対に帰るまで元気でいてよ?』と約束したのに居ない日に亡くなってしまって。

誰かを大切に思うと、相手の笑顔がみれるような行動を自然ととるって事を一番最初に教えてくれてありがとう。

30年経った今でも毎日思い出すよ。

じいちゃんありがとう。おつかれさま。
これからもよろしくね。

ひすい賞
(うずめ👼さん)

【ありがとうの魔法】
結婚してから20年間
夫に家事を手伝ってもらうなんて期待するだけムダと思っていた 
言って嫌な思いをしたくないから初めから言わないと諦めていた

あるとき
夕食のお皿を下げてくれた「ありがとう」と言った

それがきっかけで
毎日お皿を下げてくれるようになった

わたしも毎日
「ありがとう」と言った

毎日毎日
感謝の気持ちを伝えつづけたら

今度は下げたお皿を洗ってくれるようになった
何にも言ってないのに
みずからすすんでお皿を洗ってくれている!

夫の行動にわたしは感動し写真を撮って子供たちに自慢した

なんで家事をしてくれるようになったの?と聞くと
「だって昔、おれが手伝おうか?って言ったら

仕事が増えるから触らないでって怒ったじゃん
触られるの嫌なんだろうなって思ってた」

家事をしない夫を作りだしていたのは
わたし自身だった
20年間、諦めてた思いは
「ありがとう」という言葉ひとつで
わたしが思い描いていた
理想通りの夫に変わっていた

ひすい賞
(maki゚さん)

_________

夢叶ピーマン🫑
_________

我が家の末っ子はよく願いを叶えている
夢叶モンスターだ!!!

あらゆる くじ引きで一番を当て
(ガラガラで金の玉が出たときはお店の人も鐘を鳴らすのを忘れたくらい皆が驚いた)

10円ガムは当たりがとまらず
『もうそろそろやめようか』と促したほど…

最近もバスボールのシークレットフィギュアを当て✨
カードもおもちゃもシークレット祭り..

あれ食べたい!これがほしい!
というと 聞いていないはずなのに
近所の方やばあちゃんが
その日のうちに持ってきてくれる…

おそるべし夢叶モンスター

…でも どうして こんなにやすやすと
願いを叶えられるのかしら?と
欲深い私は 娘にきいてみた
 ⇩ ⇩ ⇩ ⇩

私 : どうしてお願い事が叶ったり
  いつも当たりが出るの !?
ママにおしえてっ!!!!!

大人気ない母親に
彼女はめんどくさそうに応えた…

娘 : え?ピーマンたべてるからだよ
  (あたりまえじゃん!的な)

私 : 🫑?

\ドッ/大爆笑
と、いうわけで すぐにピーマンを
お庭に植えた2024年の夏‪

おかげさまで私の夢も続々と叶い
欲しかった「畑」を無償で手に入れました
水も使いたい放題なんですよ~

ピーマン効果すごい

でも、もしかしたら
「叶ってあたりまえ」という気持ちが
一番大切なのかもしれないね

ひすい賞
(ゆるっところっとさん)

虹のはじまりを見たことがありますか?

わたしは空にかかる綺麗な虹のはじまりがどこから出ているのかずっと気になっていました。
いつか、虹のはじまりに行ってみたいとも思っていました。

そんなある日、遠くに大きな虹が出ていました。わたしはいつものごとく、虹のはじまりはどこだろう?と思っていたら、意外なところから虹がはじまっていることを知りました。

それは、目の前を走る車のタイヤからでした。

雨で濡れた路面を走る車のタイヤが、水しぶきをあげていて、そこに太陽の光があたり虹色に輝いていました。
タイヤの虹は、遠くに出ている虹に繋がるように出ており、正しくわたしは虹のはじまりを見ていたのです。
太陽の光とタイヤの水しぶきが偶然起こした奇跡に、わたしはふと思いました。

もしかしたら、わたしの車のタイヤからも虹のはじまりが出ているかも…

気づいていないだけで、案外奇跡と幸せは自分の足元にあるものなんですね。

ひすい賞
(おてんき君さん)

タイトル:クリスマスプレゼント特別企画

作品はどれも僕の人生だった。
つらかったことも
悲しかったことも
情けなかったことも
全部僕の作品になった。
いろんなことがあったけど、
すべてを乗り越えてここにいる。
その感謝の気持ちを全部全部
作品にぶちこんで、
笑える話にしたかった。
その願いを叶えてくれたのは、
ひすいこたろうさんの
クリスマスプレゼント特別企画だった。
これだって思った。
みんなに喜んでほしくて
たくさん作品を書いたんだけど、
結局一番喜んだのは、
過去のどんな場面も僕であり続けた
まぎれもない「僕自身」だった。
怒りや憎しみや悲しみや不甲斐なさや
いろんなことを感じて大きくなれたんだ。
だから優しい作品を作ることができた。
どの僕も、全てむだじゃなかった。
この企画で僕はそれを知ることができた。
一番欲しかった物をくれるなんて、
さすがクリスマスプレゼントだ。
本当にどうもありがとう。
おつかれさまでした。

金賞
(うさぎ聡子さん)

【私は運がいいから、今こうなんだ】

私は運がいいから、孤独だったんだ

私は運がいいから、貧しい体験をしたんだ

私は運がいいから、停滞しているんだ

私は運がいいから、夢が叶わなかったんだ

私は運がいいから、運が悪かったんだ!

私は運がいいから、守りが働いて今日もままならない!


だけど、わかるだろう?
魂との答え合わせが、近づいていると。

平和が何かを掴んだら、
どんでん返しが始まると。

捨てる紙あれば拾う神となり、

英雄も悪人も通行人も、
天使も悪魔も抱きしめて
末代まで祈り祝わってやれ!

選別しない世界で、
地球も運ぶ方舟に乗り
身の程を知り思い上がれ!


垂れ続けた頭に実った稲穂で炊こう。
世界中がたらふく満ちる弥栄を。


地球が信じて受け入れてくれた私で、
丸腰で勝負した勇者の勲章を掲げて。


輪廻の輪から解脱する、
たった一つの合言葉ーー


「私は運がいいから、今こうなんだ!」

金賞
(ひまわりんりんさん)

30年前に出会った80歳の女性の話。

 綺麗に赤いマニュキュアを塗って、毎回「素敵ですね」って言ったら、嬉しそう。

ある日何故いつも塗っているのか思いきって聞いてみた。

すると「百姓だったから手がしわくちゃ。

人様に出すのに失礼だからせめて赤く綺麗にしてる」と。

しかし、暫その内、突然塗ってこられなくなって。

「最近マニュキュアは?」と聞いてみた。

すると、とても寂しい顔で「息子からいい歳をしたバーさんがそんな下品な爪をして。

恥ずかしいから止めろと言われた。。と」私は悔しくて悔しくて泣けてきた。

一度でも息子は母親の気持ちを聞いたのか?

もうとうに天国に召されたけど、私はしっかりあなたの想いは覚えています。

マニュキュアを塗る度にあなたの素敵な女性らしさを思い出していますから。

金賞
(なっちゅさん)

ママは魔法使い
今から19年前、小学1年生の息子に色覚障害があると気づいた私は、彼に正しく障害のことを伝え、そしてそれを負い目に思って欲しくないと思い、悩みました。

そして、こう伝えました。
『あのね、こうちゃんの目はお友だちやママたちと見え方が違うから、もしかして色のことでケンカになるかもしれない。だけど、見え方が違うのは伝えるのが難しいから我慢してね。その代わりそのおかげで、みんなとは違うすごい絵が描けてその絵が1億円で売れるかもしれないよ!!!』

これを聴いた息子の目はキラキラと輝いていたのを見て、『この子は大丈夫だ!』とホッとしたのでした。

それから長い月日が経ち、なんと日本画家として現在活動しています。
まさか私の魔法がこんなに効き目があろうとは!!
ママは魔法使い。きっとあなたのお子さんもステキな魔法がかかりますよ!!

金賞
(ココさん)

母から……
お父さんの様子がおかしいと連絡があり
日々の生活が変わってしまったと
ある日、父に会いに行ったら
どなた様?
(あ!もうわからないんだね!)
ひろちゃんだよ!
そうか!ひろちゃんか!
ヘルパーさんと思ってる
私の知ってる父では無い
仕事に厳しく、眉間にシワを寄せた父ではなく
目を細くした笑顔の可愛いおじいちゃん
知ってる父が居ないなら
今いる父と話してみよう!
お子さんは?
お名前は?
奥さんのお名前は?
いつ結婚したの?
愛してる?
不思議な事に、いつもは聞けない事もサラッと聞けた
父もまた……自慢げに話してくれた
全部を忘れちゃったのではない
ちゃんと覚えている事もある

幼かったワタシが怖がっていた父はもういない
これからは世間話を気軽にできるおじいちゃん
幼い私が本当に欲しかったのは
もしかしたら今の優しい父だったのだ
笑いながら何でも話せる家族を
今体験できてるね

金賞
(ジェーン彩さん)

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30cmの砂浜
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学生時代にしたインタビュー
今でも鮮明に覚えている。

「日本は小さな島国だ」
なんていうけれど、
果たして本当にそうなのか。

皆さんはご存じだろうか、
日本の海岸線の総延長は
世界第6位で
約35,000kmだということを。

これを人口で割ると
一人あたり約「30cm」になる。

日本の海をきれいに
守りましょうと言われると
少し遠い話に聞こえてしまうけれど、

「あなたの30cmを守ってね。」

と言われるとなんだか身近に聞こえてくる。

恋人となら60cmを守ればいい。
なんとロマンチックではないか!

街のゴミは川へ流れ込み、やがて海へとたどり着く。

だから単純に海の環境を守るためには
海辺をきれいにすればいいというわけではないんだ。

そう。すべては繫がっているのだから。

30cmの思いやりが、地球への思いやり。

日本の海岸環境を守る会を立ち上げた
芝本聖子さんのお話

金賞
(薫風さん)

最高の親友

『自分を自分の親友だと思いなさい』
これは私の恩師の言葉

『自分を大切な親友だと思いなさい』
親友がクタクタになりながら頑張っている姿を見て『もっと頑張れ!』って言えますか?
『ちょっと休みなよ』って言ってあげるよね

言い訳ばかり怠けてばかりの親友に
『あなたはそのままで大丈夫』って言いますか?
大切な存在であれば『ちょっとだけ頑張ってみようよ。応援してるよ』って言いたくなるよね


なるほど!自分自身を大切な親友だと思えば
きっと自分の人生を大切にできる

何か悩むことがあったとき、親友である自分にどんな言葉をかけるかな?
って考えると自然と冷静に今の状況を見ることができるようになりました

私には最高の親友がいます

金賞
(はっぱさん)

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愛は無限大 ー あなたは大切なひとり
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2人目の出産を控えた、あるお母さんはとても心配していました。
1人目の子育てに毎日いっぱいいっぱいで、
2人目の子どもが産まれたら、この子と同じに愛せるだろうか、
愛情が半分ずつになってしまうのかも、と。

でも、子どもが生まれてお母さんは驚いた。
愛情は半分ずつになっていなかった。
愛は2倍になっていたのです。

そこでお母さんは気づきました。
3人の子どものお母さんは3倍、
10人の子どものお母さんの愛は、10倍になっているということ。
愛は無限大になる、と気づいた瞬間でした。

2人目の子が生まれてお母さんには、もう一つ気づいたことがあった。
それは世界中の全員が、お母さんから生まれた大切なひとりだ、ということ。
あの人もこの人も、この子と同じ、
愛で包まれた大切なひとりひとりなんだと。

あなたは大切なひとりなんだよ。

金賞
(みやちゃんさん)

※みやちゃんって呼ばれる幸せ

ある日、夫は私の名前を呼ぶことが出来なかった。
「いやふぁんいやふぁん、きて、おかふぃ」(みやちゃんみやちゃん、来て、おかしい)

夫がまたふざけてる。何言ってるの?ちゃんと喋ってよ〜!って笑って声をかけたら

ん?何かおかしい。話せないんだ!!

血の気が引いて、救急車を呼ぶ。子供達が泣き叫ぶ。

どうしよう、脳梗塞だ!
ドッドッドッドッ 心臓の音が頭に響いて、体が妙に熱い。

子供達の泣く声が遠くに聞こえる。早く、早く救急車来て!
「みやちゃん、大丈夫。もう戻ったよ」 

夫の症状は一時的なもので、すぐに元に戻り、後遺症もなく、その後症状は出ていない。

あの日以来、夫が私の名前を呼んでくれると、幸せな気持ちになる。

何もない平穏な日常って、なんて幸せなの。

今日も呼んでね、私の名前。沢山呼んでね、私の名前。

金賞
(ひろあきさん)

私の人間不信をぶち壊してくれた人情派社長

大学を出て2社目の会社で元気に働いていたある日、体に異変を感じた。

また、あの病気が再発した。またクビになるかも、と不安になった。

初めての会社で営業でハードワークしていたときに病気になり半年も入院した。

退院のとき、医者からしばらくは内勤にしてもらいなさいと言われたが、会社は拒否。

仕方なく退職。3社ほど内定をもらったが、
面接時に正直に病気のことを言って取消しされた。

2社目の会社では病気のことは隠しておいたが、正直に社長に伝えた。
すぐに内勤にしてくれて、私の代わりに社長が外に出てくれた。

そして後から同期が教えてくれた。

「アホやな、クビを心配していたんか。
あいつの給料ぐらいワシが動いて稼いだるやんな。」

と社長が言っていたと。
その時私はこの社長に一生ついていこうと決めた。

金賞
(ミルクチョコさん)

自分以外の誰かのために

ほしいものがあるけどどうしても手に入らないって思っていたもの。

それは結婚。
もう40歳を過ぎ出会いもなく過ごす日々。

加えて引きこもり。

それでも出来ることを仕事にしようと、資格を取ったり自宅の環境を整えたり
奮闘していたある日、療養していた母が緊急入院する事態になった。


これまで母のことをたくさん責めたりしていた分

申し訳なさと、本当に助かってほしい思いで、よく地元の神社にご祈願に行っていた。

そんな大変で結婚どころではない時
母のことで何度かご祈願に来ていた私に神主さんが結婚を申し出てくれた。

実はこの方と結婚したいな。

と思ったことのある人だったので話が早く進んだ。

大切な人のために一生懸命に心を使っていた時
自分の願いどころではない時に思わぬ形で願いが叶った。

そして母も元気になってくれた。
これは多くの方に希望を持ってほしい私の実体験です。

審査員

  • みんなの作品が愛に溢れ

    めちゃめちゃあたたかい気持ちになりました。

    チャーズの皆さんが一生懸命書いてくれてることが伝わってきて感動でした。

    ご参加いただき本当にありがとうございました。


    総合審査:ひすいこたろう

    (名言セラピーライターチーム)
    青島カガヤキ
    モテギフミヤ
    中田愛
    マチルダ

    (名言セラピー事務局)
    purin DECICA 
    シュークリームよしみ
    メロンアラモード

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