名言セラピーは、日本の素晴らしいモノを掘り起こし、〝モノ〟に新たに意味を乗せて、〝モノガタリ〟として、もっと人生を豊かにする『ニュージャポニズムプロジェクト』をスタートしています。
「ジャポニズム」とは
19世紀後半に、葛飾北斎はじめ日本のアーティストたちの作品がヨーロッパで巻き起こした日本ブーム。
後の世に「ニュージャポニズム」と言われるような日本旋風を巻き起こしていく足がかりとして、日本の暦や伝統食、文化を「名言セラピー」と掛け合わせ、あなたをワクワクさせるストーリーを生み出していきたいと思っています。
さて、今回、9月9日の「重陽の節句」を最大限楽しめるための「九誠酒」というオリジナルお酒を含めた、「重陽の節句セット」を作らせてもらいました。
そして、このセットで僕らがご縁をもった、ニッポンの匠たちを紹介します。
高知県の特産品でもある「香り米」
ポップコーンのような芳ばしい香りが特徴で、お米そのものが香るめずらしいお米です。
高知県の西部を中心に栽培される知る人ぞ知るお米で、高知県以外ではほとんど流通していません。
私たちが住んでいる関西では、馴染みのないお米ですが、当店では香りにハマる方が徐々に増え、年々人気がアップしています。
お米マイスターのお店
夫婦で五ツ星お米マイスターの資格を持つ堺の米屋、「トラとウサギの茶飯事(チャメジゴト)」です。
大阪府堺市出身、兎年の店主と、高知県高知市出身、寅年の嫁の干支から名前をつけました。
毎日食べるお米に、今より少し興味を持って頂けるキッカケになるようなお米屋さんになりたいと、2015年に開業しました。
お米のこだわり
私たちがオススメしたいお米を、常時20種類ほど取り揃えています。
その中から、お客様のお好みにより合うお米をご提案させて頂いております。
嫁の実家の90年余り続く高知県の米屋で、開業前に14年ほど修行した店主。
当時、農産物検査員という資格を持ち、農家さんからお米を買取り等級検査をしていた経験もあり、お米の目利きには自信があります。
毎日食べるお米を少し意識して選んで買ったり、炊いたりしてみる。すると、いつもよりもじっくりと、ていねいに食べてみようと思うかもしれません。
今日食べたいごはんのイメージを浮かべてお米を炊いてみる。あじわう。毎日食べているごはんで自分に寄りそうと、小さなシアワセを積み重ねていくことになるんじゃないかなぁと思っています。
今回は、お米のおもしろさを知ってもらえたらと思い、「違い」がわかりやすい【香り米】をご提案させて頂きました。
夫婦で高知県観光特使もさせて頂いているので、高知の県産品も知って欲しいという想いもコメ(米)ました。
色・ツヤ・形・粘り・味、そして香りを五感で楽しんで頂けたらと思います。